ハウスクリーニング　事例2

　ベランダのお掃除です。土間の上に敷かれた、はめ込み式ジョイントマットの赤いヨゴレと、マット下に溜まった泥と雨水を綺麗にしてほしいとのご依頼でした。

　マットをめくってみると、なみなみと水がたたえられ、排水溝も泥に覆われていました。かろうじて目皿の脇から排水はされていたので、これ以上は水が上がってこないのですが、排水溝から雨どいのどこかで、詰まりがあるのではないかと疑われました。

　まずは高圧洗浄でマットと壁面のお掃除です。水流の力は凄いものです。威力もさることながら、細かい目地に入り込めるため、どんどん綺麗にしてくれます。
マットを綺麗にした後は、マットを全部はがし、泥さらいです。排水溝は当初2つだけだと思っていたら、3つありました。こっそりと泥に隠れておりました。

　排水溝を外し、懸念された詰まりをチェックするべく中を高圧洗浄しましたが、詰まりはありませんでした。それではこうなってしまう原因は一体何か・・・？

　作業していて分かったのは、泥自体に粘性がありすぐに目皿をふさいでしまう事と、排水溝に向けての傾斜があまりない事でした。その旨をお伝えし、土間を綺麗にしてマットをもとに戻し、仕上げに表面を流して作業完了です。

　見違えるようだと喜んでもらえて良かったです！

　　換気扇の掃除です。年末は多くご依頼いただきます。比較的綺麗な換気扇でした。肝心のプロペラの前の写真を撮り忘れましたが（忘れてばっかだなｗ）、プロペラ、枠はそれなりに汚れていました。

　業者的な視点からすると、このプロペラを格納しているボックスがメインで、次にフード、壁面、最後にプロペラ的なところがあり、一瞬で汚れが落ちてしまうプロペラには、気持ちがいっていないのでしょうね。

　ですが、中にはプロペラからして、黒い綿あめや謎ノモロモロにビッシリ覆われた凄い換気扇もございます。遭遇したら、またアップしたいと思います。

　本日はフロントガラスの洗浄を行いました。なぜフロントガラスだけ？と思われると思いますが、フロントガラスについた謎のガビガビを落としてほしいというご依頼だったのです。経緯としましては、昨夜は夜に雨が降り、今朝は冷え込んでフロントガラスが凍結してしまったとのこと。

　そこで解氷スプレーを使おうとしたところ、スプレーが無かったため、代わりに車に積んでおいた「スプレー式タイヤチェーン」を掛けてみたところ、フロントガラス一面が前が見えないくらいガビガビになってしまったようなのです。

　なるほど、どちらも凍結時に使うスプレーなので、イケルだろうと判断してしまったのですね。（ちなみにスプレー式タイヤチェーンをご存じでしょうか？これは樹脂のようなベタベタしたものをタイヤに吹き付け、表面をザラザラにすることで、グリップ力を上げて簡易的にチェーンのかわりをさせるというものです）

　吹き付けた当初は氷なのかスプレー成分なのか分からないような感じで、車が運転できないくらい真っ白になってしまったようですが、必死に擦って何とか運転できるくらいにしたそうです。その後洗車機に入れて洗車してみたものの、写真くらいまでしか落ちなかったとか。

　そこで弊社にお電話いただき、車を持ち込むので今から施工してほしいとご依頼いただきました。実際車に乗って確認してみると、写真では分かりにくいですがかなり視界が悪く、女性の方だったのでよくこれでここまで来れたなぁと感心するほどでした。不安だったと思います。

　作業自体は業務用の洗剤をちょっと付けて、軽く擦って綺麗に元通りになりました。すぐに終わったのでとても喜んでもらえました。こういうケースもあるんですね。私も勉強になりました。