ハウスクリーニング　事例1

　レンジフードのお掃除を行いました。お客様によると、5年前にお掃除を他の業者さんに頼み、なおかつフィルターもそれ以降きちんとつけていたとの事です。なるほど、どうりで綺麗なわけです。大抵レンジフードのお掃除をするときは、シロッコファンがもっとゴッテリしているものですが、とてもきれいでした。ですが、漬け置きしておいた液の色とファンの色を見ていただくと、それでもやっぱり汚れているのが分かりますね。換気扇の汚れが溜まりすぎると、ファンの動きが悪くなり、吸い込みが悪化します。最悪故障の原因になりますので、気になる方はお声掛けください。

　　窓のお掃除です。窓はサッシ、ガラス、網戸の3点セットをお掃除します。オプションで雨戸もお選びいただけます。どうでもいいことですが、ガラス面がキレイになると、「わあキレイ！」と喜んでもらえるのですが、実はサッシが地味に大変で、そこがキレイになったのを喜んでもらえるとﾆﾔｯとしてしまいます(笑)

　「エアコンの掃除ってやってます？」

「やってますよ」
「おいくら？」
「1万円です」
 ｢じゃあお願い」

　結構あっさりと、ご依頼をいただきました。道具を揃えていざ現場へ。
現物を見せていただくと、以前にお知り合いの方がお掃除をしてくれたようで、その時悪戦苦闘した後が残されていました。

（フィルターを取り出すときに上に上げるパネルと、本体カバーの一部が破損していた）　

　プロのエアコン掃除の醍醐味というと、フィンの部分を洗浄機を使ってジャバジャバ洗うところですよね。見た目も、いかにも洗ってる感があって、さすがプロ！と見栄えするシーンです。ですが、正直ここはそんなに大変ではありません。

　私の中でのクライマックスはまずカバーを外すところです。メーカーごとに構造が異なり、さらに機種によってそれも一律ではないという手の込みよう。
全メーカーの全機種をやったことがあるわけではないので、開けてみて分かるということも多々あります。

　ツメで引っかけて固定しているのですが、これが必要最低限の突起でありながら実に見事に固定されているのです。「開けさせてなるものか」と言わんばかりの、開発者の気概を感じます。

　なので、以前にこのエアコンのカバーを開けようとトライした方が、壊してしまったのも無理のない話なのです。

　次なるキモは風を送るシロッコファンと、風の向きを調整するルーバーのゾーンです。こここそ、カビのメインエリアになります。どれだけ洗浄水を掛けるかは、排水が透明になるまでです。大体洗浄機のタンク1～2回で綺麗になりますが、3回やってようやく綺麗になったことも過去にありました。ということで、ここが地味に一番時間がかかります。

　・・・と、なんだか余談が長くなりそうなのでこのへんで(笑)

　特に問題なく、洗浄は終了しました。排水を溜めたバケツと、綺麗になったエアコンを見てとても喜んでもらえました。良かったです★