事例紹介13

　アパートの雨樋清掃をしてきました。縦どい６か所＋四方の軒樋の全清掃です。オーナーさん曰く、業者さんは他にもあたってみたけれど、足場を組むやり方だとそれだけで高額になってしまうし、ハシゴでやる方法だとやってくれる業者がいない、とのことで弊社にご相談いただきました。

　確かに７ｍある二連梯子の上で作業をするのは危険を伴います。足場が悪いですし、固定していたとしても、態勢を崩したらハシゴが横倒れするかもしれません。自由に両手を使えず、作業性も悪いので私もハシゴ作業は危ないな～と思います。ですので、弊社ではいっその事、屋根の上に上がってしまいます。縦横無尽に屋根の上を行き来した方が作業性も良いですから。

　でも、屋根に上がるのは危険では？と思うかもしれませんが、おっしゃる通りでございます。屋根の素材は基本的に滑りやすいです。さらに実際上がってみると、見た目以上の高さと傾斜を感じるので、恐怖心があります。

　そのうえ掃除は水を使いますので、屋根が滑りやすくなり、樋に近い屋根の端ほど滑りやすくなるというハイリスクな状況が発生するのです。対策なしの度胸だけで作業するのは確かに無謀と言えそうです。

　ですので弊社は、屋根専用シューズをはじめ、命綱を設置したうえで、ハーネスを装備し、万一落下しても大丈夫、という万全の対策をとって作業しています。命綱は万一の際の落下防止に使うだけでなく、体を保持するのにも有効で、落ちても安全、ではなく、落ちないための安全にもなっています。

　という事で満を持して臨んだこちらの現場、なかなかの詰まりっぷりでした。竪樋は半数が完全に詰まり、半数が半分くらい詰まっていました。それに伴い軒樋も土が堆積し、青々と雑草が生えておりました。

　これくらい詰まっていると排水桝も詰まっていそうだなと思い開けてみると、案の定詰まっておりました。樋の掃除は非常に原始的なもので、まずは水で流してみて、流れなければ道具や手で直接取り除き、再度水を流して通水を確認するというものです。

　屋根の下には住人の方がいらっしゃるので、ベランダ側をやる時は泥や水が下に落ちないように気を使いながら・・・・無事作業終了しました。２棟やらせて頂いたのですが、こちらの現場は水が使えず、タンクに水を汲んで行ったということもあり、一日半かかりました。

　詰まらないお宅では何十年も全く詰まらず、詰まるお宅では毎年詰まる。場所次第な雨樋のお掃除ですが、ご自身で行うのは結構ハードルが高いと思います。お困りの時はお気軽にお声かけください★

　大谷石を運びました。と、書くとこのページで紹介した、砂利運びくらいヘビーな現場かと思われそうですが、盆栽の棚として使っている大谷石の敷石？を模様替えしたいというご依頼です。

　たまたま体が空いていたので、お電話をもらった日に駆け付け、大谷石その他ブロック数点を動かしてすぐ終わりました。

　お客様曰く、器用でお庭の事はなんでもご自身でやってこられたのですが、傘寿を超え、体もキツくなって来たとのことでご依頼いただきました。

　これぞ便利屋、と言うようなちょっとしたお手伝いですが、とても喜んでもらえました。良かったです！